中川翔子 - Wikipedia
中川 翔子(なかがわ しょうこ、1985年5月5日 - )は、日本の女性マルチタレント。本名、中川 しようこ(なかがわ しようこ)詳細は本名の項目。
東京都中野区出身。利き手は左。座右の銘は「貪欲(どんよく)」。デビュー時の年齢「16歳○ヶ月」(=永遠の16歳)と自称していたが2011年は、自身の年齢をテレビゲームで使われる"LEVEL(レベル)"で表現している(例:2011年の時点では"LV26(レベルにじゅうろく)"と表現する)。
歌、司会、グラビア・漫画・声優・ブログなど多方面での活躍を見せていることから、マルチタレントと分類されることが多い。特に普段の生活を報告している自身のブログ『しょこたん☆ぶろぐ』は開設当初から人気を集め、書籍化もされている。現在、タレントとして多方面にわたる仕事をこなすようになったが、まだ無名に近いころには芸能活動の指針に悩んだ時期もあるという。「アニメソング専門の歌手になりたい」と真剣に考えていたことを、中川の友人である小明が明かしている。
サブカルチャー方面に関する知識が深く、特に昔の特撮、1980年代アイドルソング、及びレトロゲームなどに詳しい。これは中川が大槻ケンヂと対談の際「父の影響」だと述べている。中川勝彦は、当時5歳の翔子に「これを読まないと大人になれない」と言い、『ゲゲゲの鬼太郎』と楳図かずおの『赤んぼ少女』をいきなり全巻買って与えたりするような父親で、娘から見ても如何なものかと眉を潜める程、怪獣やホラー、漫画などを好んでいたというエピソードを明かしている。
[編集] 縁戚関係
父はミュージシャン・俳優の中川勝彦。"クラーク博士"ことウィリアム・スミス・クラークから直接薫陶を受けた一人でサケマスふ化事業を導入・推進した伊藤一隆の玄孫[2](翔子の母方の祖母が伊藤の孫娘にあたる[3])。なお教育者の大島正健は伊藤の義弟なので、中川は野尻抱影・大佛次郎兄弟とも姻戚関係で繋がっている(野尻は大島の娘婿なので野尻の義母は中川の高祖父・伊藤の妹にあたる)。 母は、夫を亡くし母子家庭になってからは水商売で生計を立て、中川を育てた女丈夫である。近年は中川のブログにも頻繁に登場しており、コスプレをしてライブに足を運んだり、テレビにVTR出演することもあるためファンには知られた存在である。料理は基本的にしない。中川が学生時代に弁当を必要とした際には、総菜屋やコンビニで購入した弁当を移し変えて持たせるなど、エピソードに事欠かない人物である。
[編集] 特技
漫画とイラスト。 父の勝彦も好きだった楳図かずおを崇拝し、本気で漫画家を目指していた。 準レギュラー出演の『考えるヒトコマ』(フジテレビ)では楳図風の絵を描きその片鱗を見せている。 また、楳図風以外に鳥山明風の絵柄もあり、双方の使い分け・組み合わせによるギャップで笑いを取る、というテクニックも見せる。 その一部は2006年5月11日放送の『ダウンタウンDX』や同年11月4日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)でも公開され、出演者たちから高く評価された。 2009年現在、pixivでニックネーム「しょこたん」で、自身が描いたイラストを公開している。
2006年2月から、オフィシャルサイトで漫画『SHOCOTAN☆QUEST』を連載。 また芸能界活動で多忙であってもイラストや漫画を描いて公開していることなどを買われて、集英社『週刊少年ジャンプ』2006年13号から読者投稿コーナー「ジャンプ魂」のメンバー(投稿選考者)になっている。 2007年7月12日、松尾スズキ監修・太田出版発行の季刊誌「hon-nin」9月8日発売号より、「脳子の恋」の連載(6回)をした。 現役アイドルの漫画家としての商業誌デビューは酒井法子に次いで2例目となる。
まんだらけでは、一度に100冊もの漫画を買う事もあるらしい。 好きな漫画として挙げている作品のひとつは『課長島耕作』で、2006年5月30日放送の『カスペ!』の『フジ銀行 芸能人査定係』で公表している。 また、2008年5月28日の島耕作社長就任会見にゲストで呼ばれ、『社長島耕作』では中川をモデルにした社長秘書 神奈川恵子というキャラクターが登場している。名前は、中川同様に島耕作ファンだという母の名前が採用された。
他に、父の勝彦が好きだった水木しげるのファンであり、関連映像作品への出演などを果たしている他、雑誌「ファンロード」の連載「燃えよショコタン危機一発!」では、CLAMP及び種村有菜のファンである事を明かしている。また、小説家の筒井康隆のファンであり、その縁で2010年に短編映画『七瀬ふたたび 〜プロローグ〜』を初監督している。
[編集] 特撮作品好き
スーパー戦隊シリーズのような等身大ヒーローに好きな作品が多く、中でも『未来戦隊タイムレンジャー』(テレビ朝日系)の勝村美香が演じたタイムピンクことユウリを尊敬しており、「自分(中川)を芸能人を目指す方向に導いた」とするほどである。当時後楽園ゆうえんちで行われていた戦隊ショーに徹夜で並んで最前列で見ていた過去を持つ他、同作のメインライターだった小林靖子を好きな脚本家として挙げている。
その他の戦隊シリーズでは『鳥人戦隊ジェットマン』、『電子戦隊デンジマン』『超電子バイオマン』(郷史朗/レッドワン役の阪本良介とは2005年に対談している。)を好んでおり、自身のブログでデンジレッドのコスプレを披露する事もある。なお溜池Now第44回で、「スーパー戦隊シリーズの中で唯一、『超力戦隊オーレンジャー』だけは嫌い」と述べているが、後にブログ内でオーブロッカーなどのオーレンジャーグッズを買ったことを明かしている。
また、芸能界に身を投じてから戦隊シリーズの戦隊ヒロインのオーディションに4回挑戦するも全て落ちたことを2007年1月18日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で明かし、その後は本人自ら笑いのネタにすることが多い。ただし、ゲストとしてはオーディションには落ちた2004年の『特捜戦隊デカレンジャー』で第38話のゲストキャラクターとして出演。また『地球戦隊ファイブマン』に子役で出演した事もある。
戦隊シリーズ以外ではメタルヒーローシリーズ、平成仮面ライダーシリーズを好んでおり、自身の好きな脚本家の小林靖子がメインライターを努めた仮面ライダー龍騎や仮面ライダー電王、特に仮面ライダー響鬼を演じた細川茂樹を理想の男性像の一人として挙げている。先述の『ダウンタウンDX』ではその細川との共演が実現し、「『細川さん』という以上に『響鬼さま』なんです」と熱く語って細川を苦笑させる一幕もあった。初の女性仮面ライダーを演じた加藤夏希に対してもファンである事をブログ等で公言。同じくアニメや特撮ファンである加藤を「夏希様」と呼びしたっている。
[編集] 好きな芸能人
ブルース・リーやジャッキー・チェンのファンでありカンフー映画に関する造詣も深く、番組の企画でヌンチャクさばきを披露したり、カンフー・オタクのクイズ番組に出演もしている。母親と共に何度も香港を訪れている。広東語を習い覚えたがすぐにやめてしまい、ほとんど分からないが、ハッタリでプロフィールに書き続けていると番組内で告白した。しかしそれ以降も、2007年5月のTV番組などで「特技は広東語」と言い続けている。また自分用のトラックスーツ(13歳の頃に祖父にねだって購入してもらったのをきっかけに、自身が購入したものも含めて4着所持している)や自作のヌンチャク(ピンクのファー付き。2008年の『新春かくし芸大会』で使用)まで所有する。
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